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池田 一憲
浜田市旭町の出身の画家。旧国鉄に勤めながら、画家を目指し、県展などに応募を重ねた。
荒涼とした大地に立つしわだらけの農民。偶然にも山陰を旅行中の若き日の梅原猛氏の目にとまり、「こんな絵は見たことがない」と、連絡先を調べて手紙をくれた。
若林 砂絵子(1972年 - 2008年)
東京で生まれる。
彫刻家・若林奮、画家・淀井彩子を両親にもち、砂絵子自身も多摩美術大学で油絵を学ぶ。
卒業後はフランスに渡り、油絵にとどまらず、版画や立体作品など、様々な表現手法を用いて制作をしたが、2008年の暮れ方、留学中のパリのアトリエで急逝した。
アトリエに遺されていた作品には、卵生を思わせるかたち、脱皮するもののかたち、大地から生まれるかたちなどが、暗示されていた。
命にむかって胎動する、生命の直前の形態を表現しているようである。
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