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笹井 孝太

  1979年  大阪府生まれ  

 2003年  広島市立大学 芸術学部美術学科油絵卒業  

 2005年  広島市立大学大学院 芸術学研究科 修了        

      宮島の古民家を拠点とし制作 アトリエの公開展示をはじめる        

      個展・グループ展(宮島/広島/京都/長崎/福島/東京)〈〜2017年〉     

 2018年  グループ展「裸の眼」 Gallery Suchi/東京                

      第10回前田寛治大賞展 佳作一席                

      グループ展「永久翳」 Gallery Suchi        

      個展 Gallery交差611/広島          

      個展 カモメのばぁばぁ/広島  

 2019 年  個展 ぎゃらりぃ宮郷/宮島        

      Art at Kings Oaks/ USA  

 2020年  個展 アム/広島
 

 現在も宮島のアトリエを拠点として制作活動中

 〈見る〉ということを通して、鮮やかに絵を描いている。深くその行為に入っていくためには一番身近な見知った

 ものから踏み入る必要があり、自分を鏡に映して描くこともその為に用いられるひとつの対照である。

 大きな愛に赦され、不確かな自己を通して真善美を見つめ続ける術を知ることが、歴々と続いてきた芸術の根幹で

 あると考え、鑑賞者をその場所へ誘うことに大きな関心がある。

 同時に、自己愛への無意識な没入から同じモチーフを描き続ける精神性と、アカデミックな技術が混合され、独自

 の作品価値が生み出されている。

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