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坂本 淳

 

写真家​ 広島市在住

 

1979年 東広島市に生まれる

2003年 須田一政氏から写真を学び大阪芸術大学卒業

2012年 映像制作会社勤務を経てフリーランスに

2014年 佐藤辰美氏の助言により作家活動を8年ぶりに再開

以降、記憶を主題とする作品を制作中

 

近年私は独自の転写技法を使用して、半分シミのような状態へと変容させたイメージにカメラを向けています。

そこに表出したシミとイメージの境界、つまりイメージの消滅と発生の間が写真家である私の被写体です。

イメージの消滅と発生という現象は、忘却と想起という人の記憶の運動によって生まれます。

この現象と運動の深い結びつきにより、シミは忘却の、イメージは想起のメタファーとなります。

私はこのメタファーを使用して、間接的に忘却と想起の間を撮影しています。

 

個展

2014年「広島へ行く」gallery G

2015年「広島へ行く」Gallery Node

2016年「Open End」Gallery Node

2016年「AUG.6,2016(Chewing Gum and Chocolate)」Gallery Node

2019年「Variations」gallery G

 

グループ展

2016年「広島写真」gallery G 企画 

2017年「現代の造形」東広島市立美術館

2018年「平和大通り芸術展」広島市

2018年「ART SAT K-PROJECT」ギャラリー交差611 

2018年「原民喜 かすかにうずく星」ギャラリー交差611

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